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【太古の底神さま】友松貴史個展
2015年08月15日(土)
友松さんの大好きな海のお話から始まった「底神さま」は、
大自然の海の底に潜むぬしのような存在で、人間が忘れてならない自然からの恩恵と、その接し方をテーマにした作品です。
今回は、太古から...まだ人間がこの世に現れるずっと前から、そこにいた「底神さま」を表現しています。
それでは...
えっ!...はいはい...ほうっ!...
今、友松さんから連絡がありまして、8月25日開催のグラス2Hに「太古の底神さま」のあばれ玉が出品されるようです。
エントリー最終日の明日には、その姿が公開されます。
どのような底神さまが登場するのか楽しみですね。
【ニャコとコトリと結び屋の、ステキなお支度プロジェクト】
結び屋(
)はまだまだ結びに熱中しているニャ。
ニャコは「コーギーのホネホネネックレス」をもっとご紹介いたしますニャー
今日はあしらいに使われたオリジナルビーズを見るニャ
コーギーくんの好きなものばかり。むふっとくるニャ。
(画像をクリックすると大きくなります)
ホネホネと、ホネホネ魚。
ココニちゃんのお話は、スタヂオiでご案内させていただきます。

【太古の底神さま】友松貴史個展
2015年08月09日(日)
ども、町長です。
大きな恐竜の化石って、何とかザウルスとか、何とかドンとかでしょうか。
これは、友松さんは新作の「太古の底神さま」にまつわるお話です。
作品は間も無く公開、楽しみですね。
それは、深い深い海の底のお話し...
そして、まだ人間が生まれる遥かむかしのお話し...
もう、何十回同じ話をしたでしょう。
学者先生に話してから、最初の方の10回くらいまでは、得意げに話していたのですが。
会う人会う人、皆んなが話を聞きたがって、そのうち面倒くさくなってきました。
そうこうしているうちに、発掘調査とかいいながら、これまで雑誌でしか見たことのないような格好をした人たちがたくさんやってきたのです。
その人たちも、入れ替わり立ち替わり話を聞いてきます。
お話をしていると、そのうち大半の人が、クーラーが無いとか、便所が流れないとか、ぶつくさ文句を言だして、すぐにここからいなくなっていきました。
結局、最初から最後までいたのは、学者先生だけでした。
調査は難しそうです。
なんでも、化石は海の底で、しかも大きいので発掘や引き上げが容易ではないということでした。
ココニちゃんのお話は、スタヂオiでご案内させていただきます。

ゴンベッサのみる夢
関 由美 ふう ゴンベッサの進化
見たことのない海、南の蒼い海、ひっそりと、ゆっくりと...
世界最大のシーラカンスとの出会いに触発されて、彼らの棲むところを心に思い浮かべながら...
2009年春、徳島のシーラカンス展から帰って、最初に創った作品です。
未完成のあばれ玉ですが、表現したくて、いてもたってもいられない感じがにじみ出ています。
この後、3年の間関由美のゴンベッサは眠ることになります。
色々な夢を見ながら...

ゴンベッサとは、シーラカンスの事です。
最初に発見されたのは南アフリカのコモロですが、現地ではシーラカンスを「ゴンベッサ」と呼んでいます。
そもそもゴンベッサとは「食えない魚」という意味なのですが、
近年では、漁に出て釣り上げると高く売れので「幸せを呼ぶ魚」という意味で使われているそうです。
2012年6月
関さんから、こんな感じで創ろうと思うけど意見を聞かせてほしいと連絡がありました。
ケーキを美味しくいただいた後、寂しげなお皿を眺めていると、そのお皿に「どうぞ、これです見てください」とゴンベッサの試作が置かれました。

忘れてなかったのですね、諦めてなかったのですね。
思わず出た言葉が、おはようでした。
2013年に入り、作家:関由美の創るゴンベッサがどのように育っていったのか、見てみたいと思います。

ゴンベッサが棲んでいる海をイメージして、藍色が濃くなりました。
大きさも少し大きくなり、以前より力強さが感じられるようになりました。
2014年に入ってからのゴンベッサです。

まず、ネックレスにする際の穴に工夫が見られます。
身に着けない状態で、オーナメントとしても違和感なく使えるようになっています。
そうして、全体的に有機物特有の俗に言うところの生物の雰囲気が表現され、作品に深みが出てきたように思われます。
そうして、今回ご紹介する珪藻を抱いたゴンベッサが誕生します。

「幸福をもたらす魚」ゴンベッサの棲む海の中を想像しながら。
海底で長い長い時をどのような夢を見ていたのだろう、などと思いを馳せながら...
その表現として使われたのが珪藻でした。

ゆっくりと、確実に、進化の手ごたえが感じられます。